誤解されがちな耐用年数
外壁には耐用年数というものがあります。
塗料に関しても耐用年数と呼ばれるものがあり、各塗料メーカーで提供されているカタログにしっかりと記載されていますので、比較をしていく際にチェックしておくといいでしょう。
ただカタログ上の数字というのは目安でしかありません。
塗装となると強度を示しているのではなく、下地や建築物の状態によって変化することがあります。
30年以上持つ塗料と言っても躯体や基礎などが原因となって塗膜が悪くなっていくと、予想よりも早くクラックしてしまいます。
そのため戸建住宅の場合は、外壁塗装でウレタンクラスで行っていくことが多いです。
部分補修もほとんど必要がなくなってくるというわけです。
ウレタン樹脂ならば8年から10年ほど持続しますので、定期的に塗り替える際にも期間が開いて楽になっていくことでしょう。
モルタルについて知る
外壁塗装で人気の高いモルタルというのは、部分補修もほとんどないため実用的です。
モルタルというのはセメントと水を適度な比率で練っていき、混ぜこんで作っていく建築材料となっています。
コンクリートと比較をすると高くなっていますが、クリープ現象などといった外壁に効果のある伸縮を起こすことで単独で利用することがありません。
耐火性にも優れていますので部分補修もほとんどありません。
ただ期間がサイディングよりもかかってしまいますので、長めに外壁塗装の期間をとっておく必要があります。
塗装が維持される期間はある程度長いため、価格を見ながら利用するか判断するといいでしょう。
外壁塗装の適正とは何か
外壁塗装以外にも建築工事は多々ありますが、工事における適正価格というのはどのような意味合いがあるのでしょうか。
相場の価格を理解していくことが第一に考えられますが、価格帯を設定する時に必要な原価や利益などを見ていくことが大切になっていきます。
注意したいのが同じ外壁塗装の工事であっても、原価は同じでありません。
マージンなども関わってきますので、しっかりと理解をしておくことが重要になってきます。