トウペの塗料
株式会社トウペは、大阪に本社をおく総合塗料メーカーです。
建築塗料、外壁塗料、皮革用塗料、道路用塗料と様々な用途に応じた塗料の製造、販売を担っています。
塗料以外に化成品事業もおこなっていて、合成ゴム、アクリルゴム、接着剤などの製造と販売もしています。
創業が1915年と会社の歴史も古く、多くの営業所や工場を抱えています。
傘下の子会社もあり、全国規模で販売拠点、物流体制が整っています。
それによって、開発から製造、販売にいたるまで、スムーズな流れができあがり、それぞれの地域に密着した形の事業展開を行えています。
技術研究所も関東と関西に1つずつ設けて、日々時代の流れに合わせた製品の開発に取り組んでいます。
トウペの一押し塗料
数あるトウペの塗料の中でも人気の塗料、それは超低汚染フッ素樹脂塗料「グランフロン」です。
グランフロンの特徴は、「高くて強い」こと。
耐久性、耐候性が非常に高く、建築物の長寿命化が期待できます。
そして、汚れ、水、塩水、薬品に耐性があり、強いです。
通常フッ素樹脂塗料は、価格帯が高めというのが1つのネックとなっていましたが、グランフロンは、値段を抑えることにも成功したのです。
その上、嫌な臭いもないので、施工時も施工後も快適に過ごせます。
屋根、外壁だけでなく、鉄や鋼の構造物にも使える優れものです。
グランフロンと並んで人気の高い塗料がもう1つ、超レベリング性フッ素樹脂塗料「レベルフロン」です。
レベルフロンのポイントは2つ。
通常のフッ素樹脂塗料では実現できなかったカバーリングとレベリングです。
表面を覆う力(カバーリング)と表面をならす力(レベリング)を向上させたので、今まで見たことのない美しい仕上がりになります。
それと同時に高いレベルの耐候性が備わっているので、美しさが持続します。
また、レベルフロンを使うことで塗装工程の簡略化が可能になって、結果的にコストダウンも叶うのです。
フッ素は、あらゆる物質と反応してはその対象を分解して破壊してしまうような、反応性の高い原子です。
だから破壊されにくいのです。
つまりフッ素樹脂塗料は、塗膜を破壊されにくく、状態を長期間保つことができるのです。
一方で、開発にコストがかかるという問題も存在していました。
トウペは、フッ素の持つ能力を最大限に引き出して活用することを目標に、その低価格化の実現に向けて、今日も研究を続けています。